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2016年8月

2016年8月25日 (木)

Roots - ルーツ2016 (145)2016/08/25

History ChannelのRoots(写真下)御覧になってますか?

言わば「新ルーツ」で前作の1977年(写真上)から39年ぶりのリメイクというこになっています。

Rootstvseries1977

Rootstvseries2016

もしこじつけるなら、

Ⅰ.2014年8月、中西部ミズーリ州ファーガソンで白人警官が黒人の青年を射殺。警官の起訴が見送られたため、人種差別だとする抗議デモが全米で広がった。また、ニューヨーク市警の警察官2人が黒人の男に射殺される事件も14年12月に起きている。

これを受けてリメイク企画が持ち上がった可能性がありますね。

Ⅱ.2016年3月にこの新ルーツは放送されていますが、その後の7月に再燃しており、黒人が警察官に射殺されたことに対する米南部テキサス州での抗議デモは、警察官5人が銃撃され死亡する事件に発展。地元警察は7月7日、容疑者3人を拘束、1人を殺害。

と、新ルーツでⅠ.の黒人の反白人意識を鎮静化する意図がドラマにあったが、Ⅱ.で逆効果の結果になったと読むのはどうでしょう?

なぜ、新ルーツが鎮静化になるのかというと、新旧でキンタクンテがさらわれるまでの内容が、黒人同士の対立を色濃く出しているからです。

この40年で時代考証に多くの新事実があり、クンタキンテの生まれたガンビア国にある町は当時結構都会であり、ヨーロッパの白人が普通に出入りしていたので、馬も銃もあった。などが旧作と異なるとされています。しかし、ことアフリカでのシーンだけを取り上げると、欧米白人の要請ではあるが、実際には元々黒人同士で奴隷を持ち、それを増やして白人に売っていたのは黒人であるという印象が強く残ります。

つまり、慰安婦問題で日本の論調の一部に「強制連行があったとしても、それは朝鮮人慰安所経営者が主にやった可能性が有る」というのと同じです。

ただ、船上から渡米後の酷い扱いは全て白人ですから、Ⅱを煽る結果になったと思いますが。

Kunta_kinte_family_tree

この南北戦争からわずか150年。一般常識は黒人差別はナンセンスになっていますが、

やはり実態は異なります。良し悪しの問題ではなく、事実として白人の黒人に対する嫌悪感はあります。

https://www.youtube.com/watch?v=72X9kJWlpts

WWYDというABCのテレビ番組。露骨な人種差別に不快感を覚える米国白人が多数ということになっていますが、↑このおばあさんの言うように、子供が黒人の伴侶を迎えることは我慢できないというのが事実です。

原因がどうであれ、クンタキンテの子供たちは150年経ってもまだ100%「旦那」と平等にはなっていません。そしてそのアフリカンアメリカンの全員ではないですが、多くは好んでこの地に来た祖先をもっているわけではないのです。

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