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2011年8月

2011年8月21日 (日)

サブでなくなりつつあるサブカル (105)2011/08/21

一月以上空いてしまいました。今回はエッセイ的に。

サブカル=サブカルチャーの反対は、ハイカルチャー?メインカルチャー?メジャーカルチャー?

いわば文化活動での、「反主流派、レジスタンス」という定義なんでしょうが、

日本のオタクを前提とした場合は「漫画、アニメ、特撮作品、フィギュアといったおたく文化を指す」となってます。

根本的に、「メジャーになりたくない」前者と、「メジャーに受け入れられないからサブで甘んじている、もしくは小集団での独占性がなくなるからメジャーになってほしくないという気持ちを含めたサブカル」である後者が異なる点であると思います。

ここでは、日本での音楽の話なので、後者のおたく文化的ものをサブカルと呼びましょう。

私がここで紹介したことのある音楽はホボ、メインカルチャーでして、メジャーになりたくて、メジャーになった人たちです。

ところが、日本のサブカルは秋葉原という町を中心に、またPCの普及とともにコストをかけずに高品質の作品ができるようになったことに後押しされて、21世紀に入って、驚異的に裾野とアマチュアクリエーターの数が増え、下手なメインカルチャーより、こまごましたサブカルを集めた方が市場が大きくなりました。

Photo_2

10年くらい前からはどっちがメジャーかわからなくなり始め、かろうじて地上波テレビや大手新聞に取り上げられるかどうかが唯一明確な境目です。

テレビによって衰退したラジオ、地上波テレビであっても視聴者の少ない深夜枠なんかは逆に、従来サブカルと呼ばれていた作品の恰好の発表の場になっています。そしてそれはメジャーへの足掛かりとして利用されています。

発祥も芸能プロダクションやメジャーレーベルへの売り込み、大手マンガ雑誌の投稿やコンテスト応募、地道なライブハウスツアーなどがありましたが、今は「とらのあな」などの同人誌専門店での人気、Youtubeに代表されるネット上で投稿サイトで直接最終ユーザーの支持を得るという手法がメジャーになりつつあります。

1980年代に世界的にメジャーになったロックバンド「ジャーニー」の新しいボーカルなどは、メンバーがYoutubeで見つけたものですし、

Arnel_pineda_of_journey

日本でもここで紹介したヒャダイン、メジャーゲーム音楽CDに採用されたり、アニソングループがカバーする「思い出は億千万」などはネット上の匿名アマチュアクリエーター達が同じ原曲(ゲームのBGM)である他人の作品に何かの変化や進化を加えていって、作詞者も確定しないままに、完成度の高い人気の楽曲になっていたりしています。

Photo

まだまだ地上波テレビというのはメジャーとサブを分ける境界線になっていますが、

アジア諸国でもネット普及率の高まりで地上波テレビが衰退、日本でも地デジ化でそれに拍車がかかっている現在。

以前は

「日本の流行のバロメーターは明確だ。日経とNHKに取り上げられた時点でピークが過ぎたことがわかる」

と言われた居たのですが、

「地上波テレビに取り上げられた時点で落ち目」になる日も近いのでは?

今回の記事は社会派に出すべきだったのではと思うほど硬くなっちゃいました。

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